■RTR社について ー RTRの技術は、産業用ロボットや自動運転車向けの衝突を回避するモーションプランを1/1000秒単位で高速生成します。ロボットが構造化されていないワークスペースで協調作業や動的障害物に対しても避ける経路をリアルタイムに調整し、オートメーションを更に加速させるソリューションです。
今回の資金調達と同時に、RTRは独自の新しいソフトウェア「RapidPlan」を正式にローンチしました。RapidPlanは、自動車や物流などのアプリケーション内での産業用ロボットのプログラミング、展開、制御を自動化し、ロボットメーカー別の独自のプログラミングを必要としません。また、RapidPlan のソフトウェア環境内で、ユーザーはワークセルのデジタルツイン シミュレーションを作成し、ロボットと目的点をポイント&クリックするだけで、衝突を回避するタスクプランを視覚化できるため、プロジェクトあたりのプログラミング時間を数週間から数か月節約でき、工数の削減による大幅なコストダウンに貢献します。
2022年6月にデトロイトで開催された世界規模の見本市AUTOMATE 2022では、カワサキロボティクスや三菱電機FAの北米拠点をパートナーに、RapidPlanを使用したインタラクティブなデモを実施しました。また、この技術は現地時間2022年9月12日~17日に米国イリノイ州シカゴにて開催される米国最大の製造技術見本市「International Manufacturing Technology Show(IMTS2022)」にも出展いたします。
■SIPゼネラルパートナー Jeffrey Smith(ジェフリー・スミス)コメント ー RTRのモーションプランニング技術は、高度にロボット化された現場においても大幅なコストダウン、フレキシビリティー、プロセス効率の向上を可能にします。 そのシームレスなプログラミング、自動ロールアウト、衝突回避技術により、規模のある展開と高い費用対効果をもたらすことを期待できるでしょう。SIPはパートナーとして、RTRが独自の革新的なソリューションを世界的に展開することを支援して参ります。
■Realtime Robotics CEO Peter Howard(ピーター・ハワード)氏コメント ー SIPは非常に素晴らしいチームです。そのアジア市場における知見は、当社のアジアにおけるさらなる成長を加速させるでしょう。製造業における産業用ロボットの使用を拡大し、オペレーションを最適化して厳しい労働市場に対応するために、RTRの革新的なモーションプランニング技術は、最も効率的かつ効果的な方法でそれを支援します。